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VirtualLens Controllerガイド

VirtualLens Controllerは、VirtualLens2カメラの設定をリアルタイムで操作できる機能です。OSC(Open Sound Control)を通じてVRChat内のVirtualLens2アバターとの連携が可能です。

VirtualLens Controllerの概要

VirtualLens Controllerを使用すると:

コントローラー画面へのアクセス

メニューから開く

手順:

  1. サイドバーメニュー(左側)を確認
  2. 「コントローラー」という項目を探す
  3. クリックしてコントローラー画面を開く

キーボードショートカット

コントローラー画面には専用のショートカットキーがある場合があります。詳細はキーボードショートカットを参照してください。

コントローラー画面の使い方

画面構成

コントローラー画面は以下のセクションで構成されています:

パラメータ設定

焦点距離(Focal Length)

VirtualLens2のズーム設定に相当します。

範囲: 16mm ~ 300mm 単位: mm 操作方法:

使用例:

絞り値(Aperture)

画像の明るさと被写界深度(ボケ)を制御します。

範囲: F1.4 ~ F16 単位: F値 操作方法:

使用例:

露出(Exposure)

画像全体の明るさを調整します。

範囲: -5.0 ~ +5.0 単位: EV(Exposure Value) 操作方法:

使用例:

被写界深度(Depth of Field)

ボケの強さを制御します。

範囲: 0 ~ 100 操作方法:

使用例:

リアルタイム反映

各パラメータを変更すると、VRChat内のVirtualLens2カメラに即座に反映されます。

確認方法:

  1. VRChatにてVirtualLens2を装備
  2. コントローラー画面でパラメータを調整
  3. VRChatの画面(ビューファインダー)で反映を確認

注意事項:

OSC通信設定

OSCとは

OSC(Open Sound Control)は、ネットワークを通じてリアルタイムにパラメータを送受信するプロトコルです。VRChatとVSAの間で数値データを交換します。

ポート設定

デフォルトポート

デフォルト値: 9001

VRChatの初期設定ではポート9001が使用されます。通常はこの設定で問題ありません。

ポート番号の変更

変更が必要な場合:

変更手順:

  1. コントローラー画面の「OSC設定」セクションを開く
  2. 「ポート番号」フィールドに目的のポート番号を入力
  3. 「適用」をクリック
  4. VRChat側でも同じポート番号を設定してください

通信状態の確認

ステータス表示

コントローラー画面に通信状態が表示されます:

診断方法

手順:

  1. VRChatでVirtualLens2を装備
  2. コントローラー画面を開く
  3. ステータスが「接続中」になるまで待機
  4. パラメータを1つ変更してみて、VRChatに反映するか確認

プリセット管理

プリセットとは

よく使うパラメータ設定(焦点距離、絞り、露出など)を組み合わせたセットをプリセットとして保存できます。

プリセットの保存

手順:

  1. 各パラメータを目的の値に調整
  2. 「プリセット」セクションで「保存」ボタンをクリック
  3. プリセット名を入力(例:「ポートレート」、「広角」)
  4. 「保存」をクリック

プリセットの読み込み

手順:

  1. 「プリセット」セクションのリストから読み込みたいプリセットを選択
  2. 「読み込み」ボタンをクリック
  3. 保存されたパラメータ値がすべて適用されます
  4. VRChatに自動的に反映されます

プリセットの編集

手順:

  1. プリセットを読み込む
  2. パラメータを変更
  3. 元のプリセット名の横にある「上書き」ボタンをクリック
  4. 確認ダイアログで「上書き」をクリック

プリセットの削除

手順:

  1. 削除したいプリセットを選択
  2. 「削除」ボタンをクリック
  3. 確認ダイアログで「削除」をクリック

VRChat側の設定

VirtualLens2アバターの装備

VirtualLens Controllerを使用するには、VRChat内でVirtualLens2カメラが搭載されたアバターを装備する必要があります。

確認方法:

  1. VRChatでアバターを装備
  2. 表示 > ビューファインダー でVirtualLens2ビューファインダーが表示されるか確認

OSCの有効化(VRChat側)

VRChat設定手順:

  1. VRChatを起動
  2. 設定 > OSC を開く
  3. 「OSCを有効にする」をチェック
  4. ポート番号が9001(またはVSA側で指定した値)に設定されているか確認
  5. 設定を保存

VirtualLens2パラメータの確認

VRChat内でVirtualLens2が以下のパラメータに対応しているか確認してください:

確認方法:

  1. VRChat設定 > 開発者向け から詳細情報を表示
  2. アバターパラメータリストを確認

トラブルシューティング

OSC通信が接続されない場合

症状: ステータスが「切断」のままになっている

解決方法:

  1. VRChat側のOSC設定を確認
    • 「OSCを有効にする」がチェックされているか確認
    • ポート番号が一致しているか確認(デフォルト: 9001)
  2. ファイアウォール設定を確認
    • Windowsファイアウォールが通信をブロックしていないか確認
    • セキュリティソフトの設定を確認
  3. ポート番号が使用中でないか確認
    netstat -ano | findstr :9001
    
    • 他のプロセスがそのポート番号を使用している場合、別のポート番号に変更してください
  4. VRChatとVSAを再起動
    • 両方とも完全に終了して再起動してください

パラメータが反映されない場合

症状: コントローラーで値を変更しても、VRChat内で反映されない

解決方法:

  1. 通信状態を確認
    • コントローラー画面のステータスが「接続中」か確認
    • 通信が「切断」の場合は上記の「OSC通信が接続されない場合」の解決方法を参照
  2. VirtualLens2の装備を確認
    • VRChat内で正しいアバターを装備しているか確認
    • VirtualLens2ビューファインダーが表示されているか確認
  3. パラメータ名を確認
    • アバター側で正しいパラメータ名が設定されているか確認
  4. VSAを再起動
    • OSC接続をリセットするため、VSAを完全に再起動

パラメータの反応が遅い場合

症状: コントローラーで値を変更してもVRChatに反映されるまでに遅延がある

解決方法:

  1. ネットワーク接続を確認
    • インターネット接続の安定性を確認
    • Ping値を確認(ping 127.0.0.1
  2. 他のアプリケーションの負荷を確認
    • ネットワーク帯域を消費するアプリケーションを停止
    • CPU使用率が高くないか確認
  3. VRChat側の処理負荷を確認
    • インスタンス内のプレイヤー数が多い場合、パフォーマンスが低下する可能性があります

パラメータリセットが機能しない場合

症状: リセットボタンをクリックしても値が戻らない

解決方法:

  1. パラメータの初期値設定を確認
    • リセット対象のパラメータが正しいか確認
  2. アバター側の設定を確認
    • VirtualLens2の初期値設定がVRChat側で正しいか確認
  3. コントローラーを再起動
    • コントローラー画面を閉じて再度開く

使用例

例1: ポートレート撮影用プリセット

目的: VRChat内で人物中心に撮影する

設定:

手順:

  1. 上記の値をコントローラーで設定
  2. プリセット名「ポートレート」で保存
  3. ポートレート撮影時に「読み込み」をクリック

例2: 風景撮影用プリセット

目的: ワールド全景を撮影する

設定:

手順:

  1. 上記の値をコントローラーで設定
  2. プリセット名「風景」で保存
  3. 風景撮影時に「読み込み」をクリック

例3: 夜間撮影用プリセット

目的: 暗いワールドで十分な明るさを確保する

設定:

手順:

  1. 上記の値をコントローラーで設定
  2. プリセット名「夜間撮影」で保存
  3. 夜間撮影時に「読み込み」をクリック

関連ドキュメント